こんにちは、Kennyです。
新聞奨学生は、基本的に朝の配達があります。
あとはお店により集金、勧誘がある形となりますが
その内容や、体験談をお伝えできればと思います。
1. 朝の配達は時間との勝負
ありがたいことに、私の販売所は、朝の起きる時間は比較的自由でした。
前提条件としてお客さんに迷惑にならない(起きるまでには配達しておくこと、朝早いお客さんは注意)
ことさえ守れていてば、3時半に配達をスタートしようが、4時に配達をスタートしようがいいという、
良い意味での緩さがありました。
販売店によっては、新聞が来る時間にはみんなが起きていないといけないというルールがあったりします。
私たちの販売店は、学生も多いし、新聞の荷受は当番制で受け持つことになっていました。
配達にもいくつかルールがあり、朝早起きされるお客さんがいまして、
それよりも早くに配達を届けておく必要があるお家がいくつかあります。
私たちは時間指定のお客さんと読んでいましたが、5時指定や、5時半指定がありました。
最初に始めたばかりの頃は、先輩が時間指定のお客さんの家を前半や中盤に配るように、
ルートを調整することで、ルート通り配達していけば、時間に間に合わないということはないのですが、
雨の日、自転車を倒したりして時間がかかった日は、
配達ルートの途中で、時間指定の家に飛ばなくてはいけません。
その途中の飛ばしが、時間ロスにもつながり、後半の時間指定にさらに飛ばなくてはいけなくなったり、
全体的な配達の時間が伸びてしまいます。
ベストな動きとしては、新聞が販売所に届いたら、素早く準備して、決められたルート通り配達して、
自転車を倒す等のミスをしないようにすれば、途中で飛ぶ心配もなく、全体的な配達速度も上がります。
配達に慣れてくると、自分がどの辺を配達しているかわかるようになります。
そうすれば、最初のエリアと中盤のエリアが近いから一緒に配達した方が早いということがわかって来たりします。
家と家の距離が近い場合は、一件、一件自転車で配達するよりも、
複数件(最大で25件程)をまとめて配達できるようになったりもします。
数少ない新聞配達のメリットは、日々の運動には事欠かないということです。
健康的ですね!
2. 集金は慣れないと時間がかかる
販売所によっては、集金業務が発生します。
毎月25日以降の、夕方18時半〜20時半が割り当てられます。
25日から月末までの数日で自分の配達エリアの「70%」を集める必要があります。
お店の方針で、なるべく手集金をしようというのが決まっていて、
引き落としなどはあまりお客さんにオススメしないようにということでした。
理由としては、お客さんと交流できる数少ない手段だからということでしたが、
確かに納得です、大変ではありますが、今でもそうなのかはわかりません。
お客さんがほとんど家にいない場合は、集金が大変な時があります。
場合によっては、休日に集金にいく必要が出てきます。
集金業務は、25日スタートのことが多いため、月末まで、
毎日コンスタントに10%〜12%ずつ集められると、時間外の残業をする必要がないのですが、
効率的になるまでに時間がかかり、
私の場合は、そのペースを掴むまでに一年ほどかかりました。
(人により、成長速度はマチマチです。私は不器用な方でした、、、、)
慣れてくると段々集金速度が上がってきますが、
家に人がいるかどうかで、集金するか、集金せずに後回しにするか判断できるようになります。
コツは、いるかどうかわからない場合は後回しにすること
3階のマンションの上の階等の場合は、
集金途中に先に家の明かりがあるかチェックしておくこと
インターフォンを押して10秒ほどで反応がなければ、飛ばす等
とにかく止まらずに動き回らないと、集金のボーダーライン(10%〜12%)は守れないかなと思います。
3. 勧誘は若さで乗り切る
勧誘も販売店によっては担当しない業務ですが、
私の販売店は、なるべく担当するエリアは、配達、集金、勧誘を担当者がするようにしていました。
勧誘業務は、火、木、土曜日の18時半〜20時半と土曜日の3時〜5時に行います。
月末になると、集金業務があり、集金+勧誘業務となりますが、
効率を考えて集金に専念することが多いです。
勧誘には2種類あって、
契約期間が3ヶ月ごと、半年ごとの契約のお客さんの契約更新をする場合と、
他紙を読んでるお客さんに自社の新聞の契約を取る、新規のお客さんを獲得する場合です。
継続して契約してくれるお客さんを取りこぼさないこと、
他紙を読んでいるお客さん、新規のお客さんと新規の契約をすることが基本的には部数を伸ばす方法となります。
私たち大学生は勧誘、営業の経験があるわけではないので、若さで勝負します。
実際には、学生で頑張っているから、昔から取ってくれているお客さんもいます。
他にも、若くて元気があるから、お兄さんから新聞取るよ!というありがたいお話もあります。
お恥ずかしい話ですが、新聞奨学生の時に、自社の新聞を読んだことは一度もありません。
(四コマと数独はしてましたが、、、)
これが社会人なら、許されないでしょう。
自社の製品の内容を把握していないのに商品を売っているようなものですから、、、
ただし、若さはそれにも勝る時があるとその時は感じていました。
そして、その若さという勢いで、月別の契約数No1になったこともありますので、
「若さ」は侮れないこともあると思います。
4. その他(付帯業務)
新聞奨学生には、その他に付帯業務という先程まで伝えた内容とは違う仕事があります。
例えば、週に1回のチラシづくりがあります。
次の日の朝に新聞に入れて配達する用の、チラシをまとめる業務がありました。
他には、区報という全世帯に配る冊子を配達することもありました。
これは、日曜日が丸々潰れる、出来ればやりたくない付帯業務です。
担当エリアの全世帯なので、人によっては600件、700件と配ります。
これは私だけかもしれませんが、成人式の司会をしたことがあります。
知らない土地で、周りは知らない人だらけの中での成人式の司会は非常に緊張したし、疲れました。
もう一人の司会(女性)は地元の人だったらしく、
「かわいい」「知ってる」「ひさしぶり」という声が聞こえる一方、
私を知る人は誰もいませんから
「誰?」「知らない」というヒソヒソ声がたまらなく辛かったです。
その年の、地元に戻った時の成人式は、気楽なものでした、
人生で二度成人式を経験しましたが、二度とやりたくないですね。
変わった付帯業務をしましたが、あまりいい思い出はありません。
付帯業務=想定外の仕事と考えてもいいかもしれません。
まとめ
新聞奨学生の配達、集金、勧誘業務(および付帯業務)は、それぞれ目標を持って取り組むと
かなり社会勉強になると今振り返ると思いましたが、
当時はそれを意識する余裕がほとんどなかったと思います。
私があまり、器用ではなかったこともあり、何事も身に付けるの時間がかかってしまう方だったのですが、
その時は、若さと勢いでなんとか乗り切ることができたと思いました。
以上がおおよその新聞奨学生の業務についてでした。
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