【ブラック企業】入社3か月で退職した話 その3 人は1人では生きていけない

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この記事は、「【ブラック企業】入社3か月で退職した話 その2 ー努力は報われるとは限らないー」の続きとなります。

前回までで、驚異の月収をお披露目した私ですが、この物語もついに終結します。

果たして、その後の顛末とは?

全3話のその3

1. 深い絶望と転機

何度も泣きました

お客さんにNoをもらうたびに、

またお金が返せないという気持ち、

同期も結果を出した人がいるのに自分は出せてないという焦り(1人だけ成果が出せている人がいました)、

何も言わずにお金を貸してくれる親戚、

早く目を覚ませという両親、

妹には泣きながら説得されました。

 

ここまでやっても最悪の環境で仕事をしていると感じることができなかった自分は

本当によく洗脳された社畜となっていました。

無知は怖いが、ここまでくると正気の沙汰とは思えないところまで来てました。

 

ですがここで転機が訪れました。

もともとバレーボールをやっていたこともあり、

社会人チームに所属もしていたため、

チームから久しぶりに一緒に大会に出ないか?と誘われたのです。

 

仕事を始めてから全くやってなかったこともあり、参加することにしました。

結果は、久しぶりの運動に体がいうことを聞かずプレーは散々でしたが、

とにかくみんなでわいわいバレーができて楽しかったです。

2. ここが転換点でした

そのあとは、みんなでご飯を食べようという話になり、

近くのファミレスに行き、楽しくご飯を食べてひと段落したところで、

「ところで、今仕事大変そうだけど、どんな感じなの?」と聞かれました。

私は上で書いた内容を素直に伝えました。今は結果が出てないけど、出たらすごい収入になると、、、

 

しかし、みんなの反応は、

「絶対にやめておけ!、最近おかしいと思ったんだ、

この前〇〇と△△を誘ってBBQ行った時も、明らかに今までと行動が違ったみたいだし、

その会社はお前を搾取してるだけだよ!」

 

社会人のコミュニティだったかで誘われたBBQに行った時は、

「なるべく多く名刺交換してこよう!もしかしたら、お客さんになるかもしれないよ!」

と上司に言われていたので、今の自分では考えられないぐらい、

ポジティブに話を盛り上げたり、遊んだり、名刺交換をしました。洗脳とは本当に怖いですね。

 

みんなの説得を聞いても最初は、全く何をいってるんだという気持ちだったのを覚えています、、、

ですが話をしていくうちにだんだんとそうなのかな?という気持ちになってきました。

 

「絶対に明日、会社を辞めると伝えてこい!いざとなったら頼っていいから!」という話をして解散、

自分はこれでこの会社での仕事も生活も終わりなんだとなんだか、

燃え尽きたような、絶望したようなよくわからない気持ちで帰りました。

 

次の日の朝、会社に行って朝一番、上司に会社を辞めますと伝えました。

ビックリされたし朝の会が終わったら話をしようと言われました。

 

こんな時でも成果が出なくて申し訳ない、

みんなに迷惑をかけた状態で辞めることになってしまうんだなという気持ちでいっぱいでした。

その日は社長も来ていて、朝の会も集中できずチラチラと社長の方を見ていました。

3. 人生で一番長いランチ

朝の会が終わり、上司2人と近くのお店へ行きランチをいただきました。味はさっぱり覚えていません。

それは、長い長い説得タイムの始まりでした。

「どうして辞めるのか?結果が出ていないが、まもなく結果が付いてくる、今は結果がギリギリ出ていないだけだよ!」

(あの手この手で引き止めます、決して叱ったりはしません、優しく優しく、からめとるように、、、)

 

「今日の朝の会でも、社長もお前を心配で見てたぞ、、、辞めたら迷惑になると思わないか?」

(すぐにだと気づきました、なぜなら社長をずっと見ていたのは自分です、でも社長はこちらをチラリとも見ていません。)

ここから、一気に自分は醒めてしまいました。

 

裏返ったコップに水が全く入らないように、上司の取り繕った会話に生返事を繰り返します。

 

ですが、説得タイムは2時間たっても、3時間たっても終わりません。

上司も離す気はないようでした。

そこで飛び出す勇気があればよかったのですがそれもできず、時間だけが過ぎていきます。

少しトイレに立つタイミングを作り席をたちます。

 

バレーのメンバーに電話して、運良く繋がった森さん(仮名)に、

今の状態と返してくれなそうということを伝えたら、

「今からいくから!どこだ!もう少しがんばれ!」という心強い言葉、

仕事で会議をしていたらしいですが、着信に気づいてくれたそうです、

それから席に戻り30分程して、ケータイに到着の着信アリ!

 

隣に座ってもらい、2対2の形になりました。

森さん(自分より20歳程年上の部長クラスの人です)は明らかに怒っていました、

それでも冷静に自分の話、2人の上司の話を聞いていました、、、

ですが、上司2人よりも年上で、社会経験のある森さんの前で、上司がボロを出し始めます。

 

上司「私たちから、Kennyを取らないでください!Kennyは大事な社員なんです!」

森さん「うん?今社員って言いました?社員だというなら給料払ってあげてくださいよ、Kennyは真面目だし、一生懸命仕事するでしょ?月15万でも払ってあげれば、頑張れるはずですよ!、、、どの口が社員っていってるんだ!」

 

この時の、上司のしまったという顔は印象的でした。

これでは埒があかないということ、上司がマズイこと行ったということもあり、

森さん「もう行こう、時間の無駄だ!」

お店を出たのが5時半頃、説得が始まったのが1時からですから、およそ4時間半ほどの時間が過ぎていました。

荷物が会社にあってそれを回収することになり、その際にも、「荷物だけ持ったらさっさと出てこい!何されるかわからないから」と言われ、森さんには外で待っていてもらいました。

ですが、会社の中には報告を受けた他の上司がいて、「少しだけ話できる?」とここでも引き止められ、「あの人は、何者だ?」とか聞かれました。あまりにも時間をかけていたので、森さんが「Kennyどこだ!?帰るぞ!」と殴り込みしてきてくれました。

なんとか会社を出て、2人で夜の街を歩き、飯でも食べようと他のバレーのメンバーも呼んでご飯を食べました。

色々な話をしました、この3ヶ月の仕事の話、森さんの勇姿、親兄弟にも心配された話、親戚にも借金をしてまで働いていた話、、、、本当に森さんには感謝しかありません。頭が上がらないです。

 

(書いていて、久しぶりに森さんに会って感謝したくなりました。)

まとめ

人は道を誤ることがあります、この時の自分はまさにその通りで、

自分では出来ているつもりでもそうでないということはあることがよくわかりました。

 

今のあなたはどうでしょうか? その道はひどい地獄ではないでしょうか? 

一度立ち止まって考えたっていいのではないでしょうか? 

人生一度だけです、

ガムシャラに働いたり、悔しい思いをしたり、不安に囚われたり、

時には楽しいことがあったり、感動することもあるでしょう。

 

答えなんて簡単にはでません。

今の自分ならあんな話には騙されないと自信を持って言えますが、今後もそうとは限りません。

人は強い時もあれば、弱い時もあります、

強い時は一人でもいいでしょう、でも弱った時に一人になってしまうのは危険です。

世の中には、あなたを陥れようとする誘いが無数に存在しています。

 

周りに相談したり、打ち明けられる人はいるでしょうか?

第三者でもいいと思います、短過ぎないほうがかえって話しやすいこともあります。

勇気を出して、話をしてみましょう!何か変わるかもしれません。

人は一人では生きていけないのだから

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